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神戸市文書館

神戸市文書館

詳しくはリンクよりホームページを見ていただくのが一番ですが、神戸市域に関する歴史的・文化的な価値のある文書や資料類及びその複写物などを保存しているということで、東灘からは少し距離があるがどういう所か見に行ってきた

昼過ぎに行ったのですがコロナ禍の中、館内には一般の利用者は誰も居ませんでした


建物は昭和13年築、私立池長美術館として公開、のちに市立神戸美術館、市立南蛮美術館と変遷し今日の神戸市文書館となる

神戸市指定、景観形成重要建築物らしい

市バス、バス停の前にあり、三宮、六甲から(2)(18)系統に乗って「熊内5丁目」で下車
文書館には付属する駐車場はないが北側、バス停の所に民間のコインパークがあるので私はこれを利用。1時間200円ではあるが目の前が文書館なのでまずまず

建物は道路に面し南側に建っているので北側正面、入り口は左側より少し奥の所。
入り口ドアを開け中に入り、すぐ右側のドアが閲覧室。
誰も居ないので真っ暗だった・・・・  本当にここでいいのか? 正面の階段の方か?と悩んでいたら奥の方から女性職員の方が出て来てくださって閲覧室を案内された。利用者がいなかった為節電の為消灯されていたらしい。


文書館に来たのは、ホームページに書かれていた井上好太郎家所蔵の古文書の閲覧が出来る様なので見たかったからだ。
女性職員の方に告げると資料目次ファイル2冊、メモ、資料請求の用紙、スムス手袋を準備してくださった
年配の男性職員も来られ、論文でもお書きになるのかと尋ねられたが、ただの郷土史の研究ですと答えると、何点か資料となる本を案内され職員の方が纏められた「神戸市文献史料 第八巻」を持って来てくださった。この本は井上好太郎家の所蔵資料をジャンル毎に纏めてあって、先に提示された2冊のファイルよりも見易かった。何せ5992点もの資料があって、A4用紙で249ページにもわたる資料ファイルは、井上家の所蔵品を端から番号付けした物を纏めただけなので、年代も種類もバラバラなのだ。とはいえ200年前の古文書を読むだけでも大変な作業だと思うと、2冊のファイルは読みやすいと言わざる得ない。

ファイルの中から希望の古文書を指定すると、おそらく現物を書庫から引っ張り出して持って来てくださるのだろうけど… 5992点もの資料の中から見たい資料を選ぶのも大変な作業である。2冊のファイルを端から見ていくだけでも実に2時間を要した。_| ̄|○

正直、索引集のファイルを見るだけで疲れてしまったので、1点でも見たいとは思ったが、現物を見るのはまたの機会という事で今回は退散した。「神戸市文献史料 第八巻」は図書館でも借りれそうだし、もうちょっと下調べをしてからにしようと思う

閲覧室は小学校の教室2室くらいの面積だろうか、壁には展示史料、書棚、閲覧用机と椅子。数十人が利用出来るスペースだが今回は私一人の貸切状態。
入室時はアルコール消毒、コロナ禍のため連絡用の住所氏名を書いての利用だった。勿論マスクも着用、私1人だったが職員の方もずっと閲覧室に居られるのでエチケット上仕方がない。

現在は利用制限中らしく1日利用は不可みたいだが、1日中居ても飽きないくらいの史料、資料があって図書館とはちょっと違うワンダーランドだっ!また、時間見つけて行きたいと思う。残念なことに図書館と違って土日はお休み、月−金に限られるのは仕事持っている身にはちょっと辛い(^^;;

帰り間際に職員に勧められた入り口にある、冷たいウォーターサーバーの水が美味しかった

ところで、ここの名称「もんじょかん」でいいのかな?・・・「ぶんしょかん」でも良さそうだけど・・・職員の方に正式名称聞いとけば良かった_| ̄|○

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